栃木県市町概要
公式サイト
■町花 やまゆり
■町木 あかまつ
■町鳥 うぐいす
市町類型 5−1 27年国調人口 23,281人
財政力指数(29〜R1) 0.563 住民基本台帳
(31,4,1)
人口 22,715人
職員数(R2,4,1) 154人 世帯数 8,778世帯
職員1人当り人口 147人 面積(km2 89.40
■沿革
 往古の遺跡(住居跡、古墳、窯跡など)が数多く発見され、県の史跡に指定されている重要なものもある。また、中世室町期の建造物も多く、国の重要文化財も存在する。さらには、江戸末期に黒羽藩の保護のもと興った益子焼は、その後世界にその名を広めることとなる。現在の町は、昭和29年(1954)に旧益子町、旧田野村、旧七井村が合併してできあがった。
■地勢
 県の南東部に位置し、県都・宇都宮市から25kmの距離にある。南北約13km、東西約8km、町の西部は関東平野から連なる平地や台地で、中央を北から南に小貝川が流れている。東部は八溝山系の山地・丘陵地帯が広がり、町の最高峰・雨巻山がそびえ多くの登山者が訪れる。中央部には、県立自然公園指定区域に高館山がそびえ、カシ類、スダジイなどの暖温帯性植物とブナなどの冷温帯性植物が混在する珍しい自然環境が残っている。
■観光
 伝統工芸品のひとつに「益子焼(陶芸)」があり、春・秋に開かれる陶器市には延べ60万人の観光客で賑わう。このほか、芦沼獅子舞や妙伝寺雅楽、八坂神社御神酒頂戴式などの民俗芸能、西明寺三重塔などの国の重要文化財を含む歴史的建造物、古代遺跡などが残る歴史かおる町。一年を通して行事があり、益子祇園祭(7/23〜25)、ひまわり祭り、益子夜市、コスモス祭り、新そば祭り、雛めぐりなど盛りだくさん。里山に囲まれた豊かな土地からは、美味しい野菜や果樹が豊富に採れ、観光いちご園、芋掘り農園、りんご・梨・ぶどう園など体験農業も人気がある。
■産業
農業:  米や野菜、果実等を中心とした農業生産や、果樹団地・いちご団地を拠点とした体験観光農業が展開されており、農業は町の基幹産業のひとつとなっている。
工業:  伝統工芸の益子焼の製造が中心。製造業や建設業等の中小企業の育成・強化や、地場産業である益子焼の窯業の活性化が中心となっているほか、税制優遇措置を図るなど企業誘致の推進に努めている。
商業:  大型店舗の進出に伴い町内外からの買い物客が増加し、地元購買率は上昇しているものの、既存商店街では後継者不足や経営者の高齢化等が進み、地域商業の二極化の傾向がみられる。
■施政方針
 平成28年度から32年度までの5年間の「町の経営計画書」となる「新ましこ未来計画」は、まちの将来像を「幸せな共同体・ましこ」とし、本町を構成する多種多様なコミュニティである大家族的な「ましこ家」が元気で幸せであり続けるために、「『ましこならでは』の住みたい価値をつくる」ことを念頭に、暮らし、産業、人財、資産形成、経営体の5 つの分野別に具体的行動を示し、住民、事業者、地域、団体、議会、行政など本町に関わるすべてで共有し協働で推進していくことといたしました。
■重要事業
事業名 予算額(千円) 事業の概要
住みたい・住み続けたい環境の充実 60,886
移住定住奨励金、子育て応援手当、子育て支援施設運営事業
住みよい持続可能なましこの創生 155,442 花のまちづくり(大規模花畑)、太陽光発電システム、生ごみ処理
健康・長寿ましこづくりの推進 1,144 健康チャレンジポイント、運動指導・相談、健康相談・栄養指導
だれもがいきいきと生活できる環境の充実 23,160 デマンドタクシー運行、ふれあいサロン運営補助
地域の安全・安心体制の強化 3,474 交通安全教室、免許証返納者支援、交通安全施設整備、自主防災組織促進
成長産業としての農業の確立 80,093 農業次世代人材投資事業、道の駅指定管理
スモールビジネスの推進と起業支援による産業づくり 52,311 プレミアム商品券、国際工芸交流事業、雇用拡大人材育成セミナー
観光の基幹産業化 27,811 観光戦略(DMO等)関連事業、ポイントカード構築事業
未来にはばたく人財の育成 186,912 ALT配置、電子黒板等ICT教育、スポーツ教室
歴史や文化財、風土の活用と継承 7,204 歴史文化基本構想推進、アカマツ復活プロジェクトイベント、世間遺産認定
次世代につなぐ基盤整備 111,610 歩行者や自転車に配慮した道路整備、役場周辺土地区画整理事業
魅力あるブランドイメージづくり 22,933 ブランドプロモーション事業
安定した財政運営 27,363 ふるさと納税推進事業
効率的な行政経営 2,733 人材育成事業
町民主体のまちづくり 3,632 地域創生活動事業支援
■「ふるさとづくり事業」等のまちづくり事業について
【文化のまちづくり事業】
平成8年に開催した、国内外に向けた公募展「益子陶芸展」からスタートした文化のまちづくり事業
本年は、益子陶芸美術館において4本の企画展を予定している。

■小森忍・河井ェ次郎・濱田庄司 ―陶磁器研究とそれぞれの開花―
4月12日(日)〜6月14日(日)
日本陶芸の近代化に多大な功績を残した小森忍(1889〜1962)、河井ェ次郎(1890〜1966)、濱田庄司(1894〜1978)。三人は陶磁器研究の拠点であった京都市陶磁器試験場で出会い、生涯にわたり交友を持ち続けました。後に“陶磁器界の三天才”と呼ばれた彼らの初期から晩年までの作品と関連資料を合わせて約150点展覧し、それぞれが追求した美と表現方法を時代順に紹介します。

■英国で始まり ―濱田・リーチ 二つの道―
6月28日(日)〜11月8日(日)
1920年にバーナード・リーチ(1887〜1979)と濱田庄司(1894〜1978)がイギリスのセントアイヴスに渡り、リーチポタリーを創設してから今年で100年になります。本展では、リーチを起点とする現代イギリス陶芸に焦点を当てるとともに、イギリスで始まった濱田の陶芸を受け継ぎながら20世紀後半の益子で多様に展開した創作的な陶芸を紹介します。イギリスと益子、二つの地で花開いた陶芸の醍醐味を同時にみせる初めての展覧会です。現代イギリスを代表する作家から、益子の礎を築いた作家まで、約60名の作品が一堂に会します。

笹島喜平館:日本拓版画会展
9月29日(火)〜11月8日(日)

■益子を彩る陶芸家たち 〜コレクションにみる個人作家の系譜〜
11月17日(火)〜2021年2月28日(日)
益子には自由な気風を求めて各地から作家が集まり、今日まで多種多様に作品を作り続けています。当館のコレクションを通じて、20世紀後半以降に益子を拠点とした個人作家の系譜を辿ります。

特別展示 リーチと日本 ―未刊行の版画、素描、手紙― 11月17日(火)〜2月28日(日)
画業にも優れた仕事を遺したバーナード・リーチの版画、素描、手紙など約20点を紹介します。イギリスを代表する工芸研究機関クラフツ・スタディ・センターとの共同企画。

■特別展 加守田章二 無限の宇宙
3月7日(日)〜5月30日(日)
近代陶芸史に大きな足跡を残し、今なお人々を魅了し続ける加守田章二(1933〜1983)。前半期の益子時代の意義を検証するとともに、初期から晩年までの仕事の中から厳選して約100点を展覧します。当館では約20年ぶりの回顧展となります。