栃木県市町概要
公式サイト
■町花 やまゆり
■町木 あかまつ
■町鳥 うぐいす
市町類型 5−1 27年国調人口 23,281人
財政力指数(28〜30) 0.562 住民基本台帳
(31,4,1)
人口 22,812人
職員数(31,4,1) 152人 世帯数 8,722世帯
職員1人当り人口 150人 面積(km2 89.40
■沿革
 往古の遺跡(住居跡、古墳、窯跡など)が数多く発見され、県の史跡に指定されている重要なものもある。また、中世室町期の建造物も多く、国の重要文化財も存在する。さらには、江戸末期に黒羽藩の保護のもと興った益子焼は、その後世界にその名を広めることとなる。現在の町は、昭和29年(1954)に旧益子町、旧田野村、旧七井村が合併してできあがった。
■地勢
 県の南東部に位置し、県都・宇都宮市から25kmの距離にある。南北約13km、東西約8km、町の西部は関東平野から連なる平地や台地で、中央を北から南に小貝川が流れている。東部は八溝山系の山地・丘陵地帯が広がり、町の最高峰・雨巻山がそびえ多くの登山者が訪れる。中央部には、県立自然公園指定区域に高館山がそびえ、カシ類、スダジイなどの暖温帯性植物とブナなどの冷温帯性植物が混在する珍しい自然環境が残っている。
■観光
 伝統工芸品のひとつに「益子焼(陶芸)」があり、春・秋に開かれる陶器市には延べ60万人の観光客で賑わう。このほか、芦沼獅子舞や妙伝寺雅楽、八坂神社御神酒頂戴式などの民俗芸能、西明寺三重塔などの国の重要文化財を含む歴史的建造物、古代遺跡などが残る歴史かおる町。一年を通して行事があり、益子祇園祭(7/23〜25)、ひまわり祭り、益子夜市、コスモス祭り、新そば祭り、雛めぐりなど盛りだくさん。里山に囲まれた豊かな土地からは、美味しい野菜や果樹が豊富に採れ、観光いちご園、芋掘り農園、りんご・梨・ぶどう園など体験農業も人気がある。
■産業
農業:  米や野菜、果実等を中心とした農業生産や、果樹団地・いちご団地を拠点とした体験観光農業が展開されており、農業は町の基幹産業のひとつとなっている。
工業:  伝統工芸の益子焼の製造が中心。製造業や建設業等の中小企業の育成・強化や、地場産業である益子焼の窯業の活性化が中心となっているほか、税制優遇措置を図るなど企業誘致の推進に努めている。
商業:  大型店舗の進出に伴い町内外からの買い物客が増加し、地元購買率は上昇しているものの、既存商店街では後継者不足や経営者の高齢化等が進み、地域商業の二極化の傾向がみられる。
■施政方針
 平成28年度から32年度までの5年間の「町の経営計画書」となる「新ましこ未来計画」は、まちの将来像を「幸せな共同体・ましこ」とし、本町を構成する多種多様なコミュニティである大家族的な「ましこ家」が元気で幸せであり続けるために、「『ましこならでは』の住みたい価値をつくる」ことを念頭に、暮らし、産業、人財、資産形成、経営体の5 つの分野別に具体的行動を示し、住民、事業者、地域、団体、議会、行政など本町に関わるすべてで共有し協働で推進していくことといたしました。
■重要事業
事業名 予算額(千円) 事業の概要
住みたい・住み続けたい環境の充実 72,740
移住定住奨励金、子育て応援手当、益子町子ども子育て支援事業
住みよい持続可能なましこの創生 154,112 花のまちづくり(大規模花畑)、太陽光発電システム、生ごみ処理
健康・長寿ましこづくりの推進 1,073 生活相談・教室、健康チャレンジポイント、健康相談・健康教室
だれもがいきいきと生活できる環境の充実 23,863 デマンドタクシー運行、ふれあいサロン運営補助
地域の安全・安心体制の強化 5,303 免許証返納者チケット配布、自主防災組織促進
成長産業としての農業の確立 108,500 担い手総合支援事業、道の駅指定管理
スモールビジネスの推進と起業支援による産業づくり 50,793 プレミアム商品券、国際工芸交流事業、益子焼海外販路拡大事業、雇用拡大人材育成セミナー
観光の基幹産業化 38,360 観光戦略(DMO等)企画業務
未来にはばたく人財の育成 80,421 h-QU、ALT配置、電子黒板等ICT教育、スポーツ教室
歴史や文化財、風土の活用と継承 8,006 歴史文化基本構想推進、アカマツ復活プロジェクトイベント、世間遺産認定
次世代につなぐ基盤整備 144,577 ランドスケープデザイン、歩行者や自転車に配慮した道路整備
魅力あるブランドイメージづくり 5,500 ブランドイメージ構築業務
安定した財政運営 30,198 ふるさと納税推進事業、コンビニ収納
効率的な行政経営 1,028 人材育成事業
町民主体のまちづくり 4,400 地域創生活動事業支援
■「ふるさとづくり事業」等のまちづくり事業について
■「ふるさとづくり事業」等のまちづくり事業について
【文化のまちづくり事業】
平成8年に開催した、国内外に向けた公募展「益子陶芸展」からスタートした文化のまちづくり事業。
開館25周年にあたる本年は、益子陶芸美術館において4本の企画展を予定している。
■The 備前 ―土と炎から生まれる造形美―
5月14日(火)〜6月30日(日)  
釉薬を施さず土と炎の造形から生まれるシンプルで原始的なやきものとして、古くから日本人に愛されてきた備前焼。本展では、桃山時代に茶人や数寄者に見出された古備前の名品から、古備前に魅せられ作陶に取り組んだ近代の陶芸家、さらには重要無形文化財保持者(人間国宝)や若手の最新作までを3部構成で紹介し、多彩な表現を生む備前焼の魅力を探ります。
■―生誕100年記念― 島岡達三の仕事
7月11日(木)〜10月6日(日)
栃木県益子町を拠点に活躍し、1996年に重要無形文化財保持者に認定された陶芸家・島岡達三(1919〜2007)の生誕100年を記念し、島岡家の伝来の優品と当館所蔵作品をあわせて紹介します。特に島岡が追求した縄文象嵌の技法に焦点を当てます。
同時開催:特集展示「追悼|ウォーレン・マッケンジー」
■土と抽象 記憶が形に生まれるとき
10月13日(日)〜2020年1月13日(月・祝)
現代陶芸の世界には、土に宿る根源的な力に美を見出し、制作プロセスを通して土の本質を表現した作品が存在します。産地や技法の区分では捉えきれない、独自のアプローチで土の形象を追求する9名の現代作家を紹介します。益子国際工芸交流事業連携企画展。
同時開催:特集展示「加守田章二:1967−1970」
笹島喜平館:日本拓版画会展
10月16日(水)〜12月1日(日)
■健在する日本の陶芸 ―不如意の先へ―
1月19日(日)〜3月29日(日)
最近“日本の陶芸”という言葉を見かけるようになりました。日本の陶芸は本来、日本の美意識の上に成立していたはずでしたが、いつの間にか西洋の美術概念よって本来の日本の陶芸が見え難くなっています。本展では近藤高弘、竹下鹿丸、谷 穹、福本双紅の陶芸を紹介し、西洋絵画や彫刻と対峙する日本の陶芸をあらためて考えます。